ハーバーウェルス壁新聞

今月の注目記事
1)日本国債の保有について
海外からの購入が多く保有残高は最高だったという記事です。欧米の金利低下が理由とあります。海外の投資家は、新規発行の国債を直接買うことは出来ません。いったん日本の金融機関等が購入したものを購入しています。
なぜここで購入しているのか、日銀が国債を買い取っているからです。多少でも利ざやを稼ぎたいというところではないかと思います。記事には、「安全資産としての需要も根強い」とモルガンスタンレー証券の意見をのせていますが「短期的な利ざやを狙うヘッジファンドの投資も増えた」という意見が実際のところではとも思えます。いずれにしてもいつかは日銀の国債買取は終了します。そしてまた国債が市場に出回ります。その時誰が買い支えるのか不安があります。

2)為替の対ドル相場と実質実効レートとの開きが拡大
毎日新聞の記事ですが、現在のドルの為替レート以上に、実質実効レートでは円が安くなっているという事です。
実質実効レートとは、通貨の価値を総合的に把握する指標です。それによると、現在の円の価値は、1ドル300円程度とみなされ、現在の120円とは大きく差があります。ここから言える事はまだまだ円の下がる可能性があるのではないかという事です。しかし過去のグラフを見ると必ずしも円相場と実質実効レートとは似た動きをしている訳ではないので、何とも言えませんが。

3)消費税率12%が必要?
消費税をどのくらい上げる必要があるかについて、今後財政再建と絡めていろいろな意見が出てくると思います。
消費税率を大きく増やそうという議論が高まってくる可能性が高いですね。